ヒートシンク

HEAT SINK

高い熱制御技術と独自の加工技術で、
ヒートシンクの可能性を広げます。

WITH A HEAT SINK

情報通信社会の信頼性を支える
電子機器機器類の「放熱板」です

半導体素子は、熱の発生・消費体であり、作動中に内部に高い熱が発生します。半導体素子内部に過度の熱が発生し、120℃以上の(目安)の高音に達すると「サーマル・ランナウェイ(熱暴走)」と呼ばれる現象が起きます。
サーマル・ランナウェイは集積回路の誤作動や破損を招き、情報通信社会そのものに重大な影響をおよぼします。

ヒートシンクは、おもに金属製の「放熱板」で、半導体素子の内部に発生した熱を逃がすために、周囲の流体(気体・液体)に熱を移す機能をもっています。
ヒートシンクによって、半導体内部に発生する熱(heat)を沈める(sink)ことで、回路が誤作動などを起こさない設定範囲内の温度に保つことができます。

ヒートシンクは一般的に、周囲の空気に熱を拡散させる「自然空冷式(パッシブ・ヒートシンク)」が普及しています。空冷式のヒートシンクは、放熱効果を高めるため、薄い羽根(フィン)を何枚も並べて空気に接する表面積を大きくしたものが一般的です。
また、電動ファンを組み合わせて強制的に空冷させる「強制空冷式」もあります。

ORIGINAL TECHNOLOGY

弊社の保有する
独自技術について

通常の切削加工では、どうしても「バリ」が出やすいのが難点で、しかもバリは取りづらい上にヒートシンクの場合発生する箇所が多く、きれいに取り除くのに時間と手間、労力もかかりました。
いかにバリを少なくするかに挑戦し、試行錯誤を経て、ほとんどバリのない状態か、きわめてバリをとりやすいレベルにまで加工するノウハウを獲得しました。

ノウハウの概要はマシニングセンタに装着する工具の選択と、工具の回転数や方向などを総合的に判断してプログラミングする技術にあります。
アルミ素材の切削加工におけるほとんどバリを出さない技術は、独自性と先見性の高い評価を受け、2000年10月、群馬県「1社1技術」に認定されました。